「地方に住んでいて、近くに医学部専門予備校がない。都市部の予備校に通うとすれば寮が必要になる。安心して生活できる環境が整っているか確認したい」
「地元の国公立医学部を目指している。地元の傾向を知っている予備校に通いたいが、選択肢が分からない」
「富士学院が地方にも校舎があると聞いた。実際に地方生にとって使いやすい予備校なのかどうかを知りたい」——地方から医学部を目指す受験生・保護者からの問い合わせが多い予備校です。
富士学院は開校30年の歴史を持つ医学部専門予備校で、東京(御茶ノ水・十条)・横浜・名古屋・京都・大阪・岡山・広島・福岡・鹿児島という全国9都市に直営校を展開しています。首都圏だけでなく関西・中部・西日本・九州にまで校舎が広がっていることと、多くの校舎で専用食堂・男女別寮を完備していることが、地方から医学部を目指す受験生にとっての特徴の一つです。この記事では、富士学院の校舎展開と学習環境の設計を整理した上で、地方生にとっての相性を解説します。
⚠️ この記事を読む前に
この記事は公開情報をもとに作成しています。料金・合格実績・指導内容は年度により変更されることがあります。最新の情報は公式サイトまたは個別相談でご確認ください。
📌 この記事でわかること
- 富士学院の校舎展開——どの地域に校舎があるか
- 寮・食堂の整備状況——地方から移住して通う場合のサポート
- 指導設計の特徴——「学力不問」「チーム指導」「富士ゼミ」
- 地方国公立医学部への実績——地元大学への合格実績
- 富士学院が地方生に向いている場合と確認が必要な場合
校舎展開の特徴——西日本・九州を含む全国9都市
富士学院の直営校は東京(御茶ノ水・十条)・横浜・名古屋・京都・大阪・岡山・広島・福岡・鹿児島の9都市に展開されています。医学部専門予備校の多くが首都圏・関西に集中している中で、岡山・広島・福岡・鹿児島という中国・四国・九州エリアにも直営校があることが特徴です。
地方在住の受験生にとって「近くに医学部専門予備校がない」という問題は実際に起きやすいです。富士学院の場合、九州・中国・関西に校舎が分散していることで、地方から「最も近い校舎」へ移住・通学という選択肢が現実的になるケースが増えます。例えば九州在住の受験生であれば福岡校・鹿児島校という選択肢があり、中国地方であれば岡山校・広島校、近畿近隣であれば大阪校・京都校という候補が生まれます。
各校舎は独立した形で運営されており、それぞれで高い合格率を出している点も特徴です。2025年度の実績として京都校は医学部医学科専願者83名中62名合格(合格率74.7%)、東京十条校は専願者73名中51名合格(合格率69.9%)、東京御茶ノ水校は専願者88名中59名合格(合格率67.0%)という数字が示されています。
2025年度の全体合格実績
富士学院全体の2025年度合格実績は、医学部医学科専願者663名中395名が実数合格(合格率59.6%)、最終合格のべ666名です。国公立医学部への合格については、133名中118名が合格(合格率88.7%)という数字が示されています。東京科学大・大阪大・名古屋大という難関国公立から、横浜市立大学などの地方国公立まで幅広い合格実績があります。
寮・食堂の整備状況——地方から移住する場合のサポート
地方から校舎のある都市に移住して通塾する場合、生活環境の整備が勉強の質を大きく左右します。富士学院の多くの校舎では専用食堂・男女別寮を完備しており、横浜校・広島校は提携寮での対応となっています。
専用食堂がある環境は、「食事の確保に時間を使わずに済む」「栄養管理された食事を取れる」という点で、勉強に集中できる環境づくりに寄与します。医学部受験は長期戦であり、体調管理・生活リズムの維持が成績の安定に影響します。食事・住環境が予備校と連携した形で提供されることは、保護者にとっても「子どもが安心して生活できているか」という不安を軽減します。
また男女別寮という設計は、女子受験生を持つ保護者にとって「安心して地方から一人で通わせられるか」という問いへの一つの答えになります。寮の詳細(費用・設備・通塾との距離)については各校舎への問い合わせで確認することが推奨されますが、多くの校舎で寮が選択肢として整備されている点は地方生にとっての現実的な環境設計です。

「寮と専用食堂が予備校と連携している」という設計は、特に初めて地元を離れる受験生にとって重要です。見知らぬ都市で一人暮らしをしながら勉強するより、食事・住環境が整備された環境の方が「勉強に集中できる」という報告は多くの受験生から出ています。地方から医学部受験に臨む場合、「勉強の質」と「生活の安定」の両方が合否に影響します。この2つを連携してサポートする設計があるかどうかが、予備校選びの重要な確認ポイントです。
指導設計の特徴——「学力不問」「チーム指導」「富士ゼミ」
学力不問(国公立コース以外)という入塾基準
富士学院の大きな特徴の一つは「国公立コース以外は選抜試験を一切行っていない」という入塾方針です。多くの医学部専門予備校が「ある程度の学力がある生徒を対象とする」という選抜制を設けている中で、富士学院は学力にかかわらず入塾できる設計を持っています。偏差値30台・5浪以上の多浪生・帰国子女・再受験生を含む多様な受験生が、毎年医学部合格を果たしているという実績が示されています。
「地方の学校で医学部受験の環境が整っていなかった・大手予備校の医学部クラスに入れるか不安」という地方生にとって、学力不問という入塾基準は「今の実力でも相談できる」という安心材料になります。
「富士ゼミ」という高卒生向け本科コース
高卒生向けには「富士ゼミ」という本科コースが用意されています。1年間を通じた計画的なカリキュラム・専用食堂・寮という生活環境が一体になった形で、浪人生が医学部合格に向けて取り組む設計です。富士ゼミへの入学相談は随時受け付けており、早めに動き始めることで新年度のスタートから参加できます。
「チーム指導」という連携体制
富士学院の指導設計の特徴として「講師・職員がチームとなって連携し、最後の受験が終わる日まで支え続ける」という体制が挙げられています。一人の担当者だけが受験生を見るのではなく、複数のスタッフが情報を共有して対応するという設計です。医学部受験は長期にわたる過程であり、体調・メンタル・学習の変化を継続的に把握して対応できる体制があることが、特に1年以上の期間を共にする受験生にとっての安定につながります。
また4段階の厳しい採用試験によって選抜されたプロ講師が指導にあたるという体制が明示されており、講師の選定基準に透明性があります。
地方国公立医学部への実績——地元大学を目指す受験生へ
地方在住の受験生の多くは「地元の国公立医学部に合格したい」という志望を持っています。富士学院は各地域の校舎が地元の国公立医学部への合格実績を持っている点が特徴です。
例えば鹿児島校は2025年度に鹿児島大学医学部に13名が合格しており、地元大学への合格実績を持っています。岡山校・広島校・福岡校なども各地域の国公立医学部への合格実績が示されています。全体として国公立医学部専願者133名中118名が合格(合格率88.7%)という数字は、国公立志望の受験生にとっての参考になります。
地方校舎は「その地域の国公立医学部の出題傾向・面接の特徴」への対応が蓄積されているという利点もあります。全国どこでも同じ内容を教える大手予備校とは異なり、各地域の医学部入試に特化した経験値が地元の校舎に蓄積されている可能性があります。
富士学院が向いている地方生の特徴と確認すべきポイント
✅ 富士学院と相性が良いと考えられる地方生の特徴
- 地元から近い校舎がある地域に住んでいる:九州・中国・近畿・中部・関東という各エリアに校舎があり、地方から最も近い選択肢になりやすい
- 寮・食堂を活用して生活環境を整えたい:専用食堂・男女別寮の整備が「地元を離れて受験に専念する」という環境設計を支える
- 地元の国公立医学部を目指している:各地域の校舎が地元の国公立医学部への合格実績を持っており、地域特性への対応が期待できる
- 今の学力に自信がない・学力不問で相談したい:国公立コース以外は選抜なしで入塾できるため、「今の実力では入れないかもしれない」という不安を持たずに相談できる
- 1年間のカリキュラムと生活環境が整った環境で浪人したい:富士ゼミという本科コースが、勉強と生活の両方を支える設計になっている
⚠️ 事前に確認しておくべきポイント
- 最寄りの校舎と通塾・寮の現実性:全9都市展開とはいえ、自宅から通える距離にない場合は移住が前提になる。寮費も含めた費用の全体像を確認する
- 授業形式の確認:富士学院の授業形式(集団・個別の比率)については校舎によって異なる場合がある。「どういう形で授業が進むか」を相談の場で確認する
- 国公立コースの選抜基準:国公立コース志望の場合は選抜試験がある。事前に条件を確認する
まとめ——西日本・九州の地方生にとって現実的な選択肢になりやすい
📝 この記事のまとめ
- 富士学院は開校30年・全国9都市に直営校を展開する医学部専門予備校
- 校舎は東京・横浜・名古屋・京都・大阪・岡山・広島・福岡・鹿児島に展開。九州・中国・近畿エリアのカバーが広い
- 多くの校舎で専用食堂・男女別寮を完備。地方から移住して通塾する受験生の生活環境を支援する設計がある
- 国公立コース以外は学力不問。2025年度は専願者663名中395名が合格(合格率59.6%)、国公立医学部は133名中118名合格
- 鹿児島・岡山・広島・福岡など各地域の校舎が地元の国公立医学部への合格実績を持っている
- 西日本・九州・中部エリアの地方生にとって、最寄りの医学部専門予備校として現実的な選択肢になりやすい。寮・食堂の整備が「地元を離れて受験に集中する」環境を支える
まず資料請求と個別相談を通じて「最寄りの校舎の詳細・寮の状況・費用の全体像」を確認することが最初のステップです。
地元の国公立医学部への合格実績や、その校舎での指導体制を直接確認することで、「地方生として利用できる環境か」の判断がしやすくなります。

